ニュージーランド短期留学

かなり短期ですが、3/3~3/14までニュージーランド(以下NZ)に留学に行ってきました。

今回が人生初めての海外で、色々な経験をしたのでまとめたいなと思います。

大学に留学体験記レポートを提出しないといけないので、その下書きとしての役割も兼ねています。


この留学は大学が提供しているプログラムの1つで、
そもそもどうして留学に行こうと思ったかというと

・英語力の向上
・コンフォートゾーンからの脱出
・生体工学について学べるプログラム
・短期間なので長期留学の疑似体験をできる

の4つが挙げられます。

それでは、早速振り返っていきます。


3/3

3日は夕方から飛行機に乗ったので、移動日でした。

空港で待ち合わせ場所についての行き違いがあり、引率の先生と中々会えずかなり焦りました。

また、NZは食品や植物に関する入国審査が厳しいと聞き、持って来ていたインスタントたまごスープを空港で捨てる羽目になりました…。

さらに、国際線の荷物検査で飲み物を持ち込めないことを知らず、お茶を捨てられました。

海外に行くときは飲食物に気を付けましょう。



羽田からNZに向かう飛行機は約11時間かかり、3日の夜発→4日の昼着という感じでした。

座席の前にタッチパネルがあり驚きました。

そのタッチパネルでは映画を見れたり、音楽を聴いたり、世界地図で今飛行機がどこを飛んでいるかを見れたりしました。

幸いにも僕が見たかった映画『君の膵臓を食べたい』があったので、それを見て泣きそうになったりしてました(浜辺美波さんが可愛い)。

初めて食べた機内食はこんな感じです。


3/4

昼頃にNZの空港に着き、宿泊施設へ向かいました。

トイレ、シャワー、冷蔵庫などもあり、思っていたよりも綺麗なところでした。


宿泊費はおよそ1万円


時系列で書いていこうと思ってましたが、既に記憶が曖昧なので、
ここからは

・見たもの
・食べたもの
・学んだこと

の3つについて書いていきます。


見たもの

みなさんはNZに対してどんなイメージを持っているでしょうか。

NZは羊がとても多く、おおよそ国民:羊=1:7だと知っていたので、勝手に自然が広がっているイメージを持っていました。

しかし実際に都市オークランドを歩くと、スカイタワーを中心にとても栄えていて驚きました。

人通りも多かったです。



一方で、都市から少し離れると自然を楽しむことができました。

週末にワイへケ島(オークランドからフェリーで約40分)に行ったのですが、そこには息を呑むほど美しいビーチがありました。

また、NZの象徴でもある羊も見ることができました。

島の景色が綺麗すぎてなんかとても不思議な感覚でした。



ワイへケ島で泊まったコテージから見える風景

都会も自然も両立していていいなぁと感じました。


あと、オークランドのシンボルでもあるスカイタワー(328m)に登りました。

聞くところによると、南半球で最も高い建物らしいです。

タワーの入り口がどこにあるか分からず、カジノに辿り着いたりもしました。



展望台からの景色


高い建物にありがちなガラス床


オークランド博物館にも行きました。

時間の都合上全部見て回ることができなかったので残念です。




食べたもの

一緒に留学に行った友達が教えてくれたのですが、NZを代表する食べ物といえばフィッシュ&チップスらしいです。

イギリスで誕生した食べ物なのですが、NZは元イギリス植民地なので、そのときに広まっていったと考えられています。

入国してすぐにフィッシュ&チップスを買ったのですが

一面茶色。

NZの洗礼を受けました。


食に関して意外だったのが、様々な国・種類の料理店があることでした。

日本食も人気らしく、「sushi」や「yakitori」の看板を街の中で見ることも多かったです。


マレーシア料理



タイ料理(多分)




ハンバーガー(1枚目はバーガーキング)




日本食


ちなみに、朝食はほぼ毎日

シリアル+牛乳とトースト+マヌカハニーのはちみつ(これも有名らしい)、そして紅茶

というような感じでした。


学んだこと

先述しましたが、生体工学について学ぶ留学プログラムでした。

生体材料やbioMEMSの導入の授業が英語で行なわれたので、それはつまり

日本語でも100%理解できないであろう内容を英語で聞く

ことを意味しています。かなりハードでした。事前にその範囲を予習していかないと太刀打ちできません。


授業は日本の学生用にアレンジされたものと、実際に現地の大学(オークランド大学)の授業に出席するものの2種類ありました。

特に後者では手も足も出ないことが多々ありました…。

ちなみにオークランド大学は世界大学ランキングではNZの中で1位らしいです。恐れ多い。





今回の経験を通して生体工学のことについて以外に学んだことが3つあります。

分かってはいましたが、1つ目に英語の重要性です。

生の英語を体験してみて、現在のスピーキング力とリスニング力ではほぼ何もできないことが明確に分かりました。

いずれ長期の研究留学をしたいなーと考えているので、英語の学習を欠かさずやっていきたいです。


2つ目に大学のシステムが大きく異なるということです。

オークランド大学の授業に出席した際感じたこととして、授業が非常にインタラクティブに行なわれていました。

日本(少なくとも自分の大学)の生徒よりも講義に集中している印象を受けました。

あと、PhDの学生は研究室ではなくプロジェクトに所属し、複数の先生を持つので、より深く勉強ができると知りました。

また、そのプロジェクト下では給与がもらえ、そのため熱心に取り組められる仕組みになっていることも学びました。


3つ目に、これが特に感じたことなのですが、外国人は非常に受容性があるということです。

これはどういうことかというと、他者を受け入れる精神が日本よりあるということです。

日本は無宗教国家であるので、宗教に対して抵抗を持つ人が少なくありません。

また、「出る杭は打たれる」というような考えが根付いているように思えます。

実際にNZではマレーシア人やオランダ人、アメリカ人など様々な国・価値観の方がともに暮らしていました。

また、外国の方はオープンであり、他者と関わるのを好む傾向にあるという印象を受けました。


まとめ

正直申し込んでからは「行くの面倒だなぁ」などと思ってたのですが、終わってみるとあっという間で、とてもいい経験になったと思います。

また、一緒に行ったメンバーや引率の先生がとても優しく、何度もサポートしてくれました。感謝しかありません。

先述しましたが、長期の研究留学をしたいと考えているので、これからはより英語の学習に力を入れて精進していきたいと強く感じました。